神さまがいる島、海士(あま)。

海士についたら空気が透明で、ひかりがきらきらしていて。

島に住んでいる人も、やさしくあたたかい。

自然とともに暮らしている人は、ほんと素敵だなと思った。

天と地と海の恵みをいただいて生きている。

天と地と海とをつないで生きている人々。

そんな印象を受けた。

島のいたるところにお地蔵さんはいるし、自然がそばにある。

人と自然が同じように生きている。

自分の見えている世界がそう感じさせてくれたのかもしれないが、それを強く感じられる島。

一日目は巡の環という友達が作った島を活性化させるための会社にお世話になるので、しまの活性化のお仕事をされている方々に挨拶をさせてもらった。

そのあとは、隠岐神社や、宇受賀命神社にお参り。

そして、夏に音楽祭をするロケハンで海岸めぐりをしました。

実は、7月19日に島でで音楽祭をします。

外で気持ちのいい海岸で音を奏でること楽しみです。

音を奏でたとき、どんな景色が見られるのだろう。


夜は但馬屋さんという民宿に泊まった。

おいしい海の幸と海士のお祭り、キンニャモンニャの踊りを見せてもらった。

民宿のおばちゃん足が悪いのに躍りになるとすごくキレがいい。

自分も沖縄の三線を持っていったので少し演奏させてもらった。

一緒に泊まってた釣り人の常連のお客さんでどこかの住職さんと社長さんにも喜んでもらえた。

そこに三年前からその但馬屋にIターンしている宮崎君もとても喜んでくれて、奄美皆既日食の記念焼酎をくれた。

但馬屋さんは、ほとんど家で採れたもので料理を出してくれる。

卵も自分のところで、魚の余ったのをえさにしたり、畑にまいたり。

魚は朝、漁に出て獲ってきてくれて出してくれるからおいしい。

自然とともに生きている人の暮らしを少し見せてもらえた気がした。

都会から来た、宮崎くんはその暮らしを実践している。

もちろん但馬屋さんのみなさんも素敵。

朝、網から魚をほどいているお父さんに、島のいいところはどこですか?と聞くと。

「特別ないけどな、食べ物がおいしい」

「貧乏してるけど、いつも笑顔でいなきゃね」

「困ったなっていう顔はしたくない」

「ぶすっとしてたらお金はまわらん」

すごい言葉だと思う。

一日目からいい経験をさせてもらった。

ありがとう。