日々のことを綴る

この一カ月は、鳥笛づくりをしっかりやって、出展もたくさんさせてもらった。

明日も世田谷観音で、てづくり市に出展する。

神社で一日過ごすのはなんだかとても心地よい。

この前は、赤坂氷川神社で、青空個展の成功を祈願して、朝、正式参拝に参加させてもらった。

神社のというか神道のあの感覚はとてもすばらしい。

すごく礼儀を大切にする、自然に対する心の持ち方、豪華ではなく、心をこめる感じを学ばせてもらう。

日本人はきっと持っていたんだと思う。

目には見えないものに、敬意を払う。

目には見えないものとともに、あるという感じだろうか。

その日はそれだけで、一日心地よかった。

青空個展のてづくり市は、神社の境内で一日過ごせるのがいい。

上を見上げると、大きな木々の葉がびっしりと光合成をしている。

あの光の通し方が好き。

きれいに枝を伸ばし無駄なく光を浴びている。

蝉の声が明日はたくさん聞けるといいな。


近頃は、放射線とも一緒に暮らさないといけなくなって、子供には子供たちにはとても申し訳ない。

どんな影響が出るかわからないから、科学的に証明されていないから、大丈夫みたいな話でこれまで物事が進められてきたんだな。

プルトニウムを飲んでも大丈夫とか東大の先生は言うし、とても線量が高いところでも生活しなくてはいけない現実が起こっている。

放射能の影響をあんまり考えていないからできたんだろう。

原子爆弾を作る材料にもなるのに、だからかもしれないけれど。

ただちに影響がないから大丈夫だから、原発は大丈夫みたいに言う。

故郷を失っても、大地を海を汚しても、何が何でも原発を優先させるのはなぜだろう。

畜産農家が稲わらを与えたって、畜産農家が悪いような感じで、ニュースは報道するし、東京電力はひっそりとしている。

中部電力も堤防を高くして安全になるかな、地震で揺れて福島第一原発は壊れている事実もあるのに。


自然に対して礼儀を敬意を持つ、シンプルな気持ちを忘れてはいけなかったのだ。

自然を大切にすることは、自分を大切にすることと一緒だから。


僕らは無から生まれたのだろうかとふと考える。

宇宙には何もなかったのだろうか。

生きていることは、不思議がいっぱいだ。

100年後の世界は、1000年後の世界はどうなっているだろう。

その時も笑顔があるといい。