知らないおっちゃんに5500円貸すの巻き

この前、自転車で吉祥寺の老人ホームに音種に行く途中に道で知らないおっちゃんに道を聞かれ、話が終わったときには5500円貸しちゃってました。

おっちゃん、「お兄ちゃん、小金井まで歩いたらどれくらいかかるかな?」

のりお、「ここからだとどれくらいかな、大変ですよ」

おっちゃん、「荻窪から歩いてきたんだけど、小金井の教習所に行かないと落とした免許がだめになっちゃうんだ、駅で30人くらいに声かけたんだけどお金だれも貸してくれなくて、電車に乗れないんだ」

切々と語るからなんだか他人事と思えなくなっちゃって、じゃあ500円貸しますって。

おっちゃん、「そしたらあと3600円講習代がかかるかそれをこれからまた声かけて借りなくちゃなんないんだよな、後一時間しかなくて間に合うかなって。」

のりお「じゃあぼくが・・・。明日、三鷹の駅に待ち合わせしましょう。」

おっちゃん、「あした三鷹の駅に11時に待ち合わせで2000円多く返すからって。」

のりお「じゃああと、5000円あれば足ります?。ぼくもお金ないんですけど・・・」

おっちゃん「ありがとう」ってめっちゃいい笑顔。

なんか信じられるような話じゃなかったんだけど。

なぜか貸しちゃったんだ。

そんで次の日、三鷹の駅に11時ちょっと過ぎに半信半疑でちょっと期待して行きました。

おっちゃんは来ませんでした。

でも待ってる間またいろんなこと考えて。

私は誰を待っているんだろうって、おっちゃんはきっとあんまりお金を持っていなくて返されてもそれがいいことなのかはわからないな。

ひとつの物事に、いいことと悪いことは同時にあることもある。

物の見方で人生は変わる。

仏教では喜捨なんて言葉もある。

喜んで捨てる、お布施をさせていただくこと。

お布施することが出来るって幸せなことなんだ。

自分が満たされているから分けることが出来る。

アンパンマンもそうだな、自分の顔をあげちゃう。

最後、おっちゃんすごくいい顔してたなあ。

大事なのは目に見えることじゃなくて、どんな気持ちの交流が出来たかってことかな。

ほんと今までぼくはみんなのお布施で生かされるいるなあって思う。

音楽をしてお金を頂いたり、目に見えないものでお金を頂いてるんだ。

ほんとありがたいこと。

今日も楽しい一日を生かさせてもらいました。

みんなありがとう。

ライブのお知らせも一緒にマイミクの妄想する猫さんの日記から拝借。

ほんとありがとう。

暗闇カフェ あのおっちゃん来ないかな。

どんな夜になるか楽しみ。

9/5(金)暗闇カフェ
国分寺cafe slow

18:30open
19:30〜Live

予約\1000
当日\1200(共に1drink付)
電気を消して蜜蝋キャンドルの灯りで過ごす、
カフェスロー恒例の暗闇カフェ。
美味しいご飯と闇と光と音楽をお楽しみください。

国分寺Cafe slow
TEL 0424018505
http://cafeslow.com より地図、詳細 みられます。

ebisu
即興演奏や奄美大島に古くから伝わる島唄などで、
その場や人に出会い、音で遊びまわる三人組。

入江規夫(唄、カリンバジャンベ)
トビウオリアキ(ウ"ィオラ)
川本真理(ピアノ)