高尾山へ行こう

11月2日と3日に高尾山で1000人ハイクあります。

高尾山のトンネルのことみんなに知ってもらうための。

今回、2日の夕方私が参加している『えびす』が出演させていただきます。演奏は18時45分から。その前にも素敵なことがたくさん。

高尾山の気をたくさん吸い込んで、音を奏でたいと思います。

どんな集まりになるかとても楽しみです。

もしまだ予定が空いている人はぜひぜひ。

法政大学の教授のたーくんも来てくれるそうです。

いろんなご縁がつながり、高尾山をみんなが大事にしていること伝わるといいなと思います。

自然と人間の対話が必要な時。

おまつりしよう。

自然に感謝しよう。

以下詳細。

■□■ 転送歓迎 緊急!高尾山1000人ハイクの呼びかけ □■□■□■

ケンジュウの会からお知らせです。
少し長いですが、高尾山をめぐる状況を知っていただきたいのでぜひ、読んでく
ださい。

今年の2月より、わたしたちは、「高尾山にトンネルを掘らないで」という願いを
こめてトラスト地に「和居和居デッキ」を作り、【座っていいとも!工事だよ、
全員集合!!】というアクションを進めてきました。

座り込みといっても、これまでの「反対運動」とことなり、落語をやったり、ヨ
ガ・ワークショップをやったり、たくさんのミュージシャンやアーティストがL
IVEをやったり、楽しい座り込みを連続して行ってきました。

本当に大勢の方が、和居和居デッキを訪ねてくだり、さらに人に伝えてくださっ
たことで、「高尾山にトンネルを掘らないで!」という声が一気に広がりました

いまや、デッキはケンジュウの会のデッキではなく、みんなのデッキになってい
ます。

国交省は、工事を進めるために、わたしたちの土地を取り上げることを画策して
きましたが、ついに10月初旬に「戒告書」を送付。
内容は、「道路法第71条第1項の規定に基づき」「事業の支障となるので平成20年10
月25日までに除去」しろとし、「同期限までに除去されないときは、…行政代執
行を実施し、これに要した費用を徴収します」というものです。

わたしたちのトラスト地は、山地のため、境界があいまいな場所にあります。国
は買収済みの土地だと主張していますが、わたしたちは、地主であるにもかかわ
らず境界線確定の立会いにも呼ばれておらず、国と売りたい地主だけで、勝手に
境界線を引いたため、土地の境界が確定していない場所です。
お互いに図面をつき合わせて、ちゃんと話し合うべきなのに、行政代執行という
強制手段をいきなりとるなんて理解に苦しみます。

しかも10月25日は、ケンジュウの会が、高尾山天狗トレイル大会という10
00人規模の大きなイベントを抱えている前日…
わたしたちは、イベントの準備を進めつつ、警戒していましたが、27日の早朝
、トレイル大会の後片付けをしている隙に、和居和居デッキに入る道を封鎖しま
した。
フェンスが張られ、鍵がつけられ、警備員が立っています。

国交省と話したところ、向こうの言い分は「封鎖」ではない。登山客やデッキに
行けるように「遊歩道」を確保したと言うのですが、トンネル工事の上を通るも
のすごく遠回りをする道で、これまで5分で行けたのに、20分はかかります。
しかもすごい階段の数…

自分の家や土地へ入る道が、突然予告もなしに「ここは通るな!あの山の斜面を
上って行け」と勝手にフェンスを張られ、封鎖されるなんて考えられますか?
個人がそんなことをやれば人権侵害で大変な問題になるのに、国交省なら問題に
ならないなんて…

本日27日に、国交省に釈明を求めたところ、「工事のための安全確保だ」とい
う回答。
しかし、追求したところ「一刻も早く作りたいから25日の期限を待ってフェン
スを張った」、「撤去するためなら通してやる」など唖然とすることばかり。
「撤去するためなら通すって、さっきは危険だって言ってたのに通すの?つじつ
まが合わない!」と抗議しましたが、デッキに人が行けないように封鎖したとし
かいいようがありません。

「戒告書」にさえ、「この処分について不服があるときは、行政不服審査法の定
めるところにより、この処分があったことを知った日の翌日から60日以内に国
土交通省に審査請求することができます」とあります。
わたしたちは、不服審査請求をするつもりですが、それより先立ってデッキに人
が行くのを妨げるような行為をするとはあきれてしまいます。

国交省は、とにかく強引に工事を進めたがっています。
国民の税金を湯水のごとく使う道路事業が、世論で問題になっている今、本当に
必要な道路なのか、費用対効果はどうなのか、立ち止まってさまざまな角度から
検討しなくてはならなくなっているときになんでそんなに焦ってしゃにむに工事
を進めたがるのでしょう?

まして、高尾山は国定公園
国自らが、守るべき自然であると特定している山です。
本当にむちゃくちゃなことが行われようとしています!

そこで、みなさんにお願いです。
こういう状況のときにこそ、多くの人が高尾山の行く末を心配しており、強く関
心を持っているということをアピールしなければなりません。

そこで、ケンジュウの会は、11月2,3日と「緊急!高尾山1000人ハイク
&エコラボキャンプ」を企画しました。

11月2、3日の連休には、高尾山の紅葉を楽しもうとたくさんの登山客が訪れ
ます。
「高尾山にトンネルを掘らないで」Tシャツを着て、高尾山をハイクし、多くの
人に高尾山の状況を伝えてください。
このTシャツを着てみなさんが大勢で高尾山に来てくれること、デッキに集まっ
てくれることが、今、理不尽なことを進めようとしている国交省に対する大きな
プレッシャーになります。

緊急のお知らせのため、すでにご予定がある方もおられると思いますが「緊急!
高尾山1000人ハイク」で、高尾山のために一肌脱いでください!!

高尾山は、声を出すことができません。
ケンジュウの会は、山に変わって「SOS」を出します。
一人でも多くの方に、来ていただきたい!
六ヶ所ラプソディの監督、鎌仲ひとみさんも駆けつけてくれます。
竹アーティストの三橋玄さんが、会場を素敵にデコレーション!
みんなの高尾山への想いを集結させてください!!


【緊急!高尾山1000人ハイク&エコラボキャンプ】

★日時 11月2(日)、3(月・休日) 雨天決行・荒天中止
★参加費 1000円(宿泊費は無料です)

●11月2日(日)
10:00 京王線高尾山口駅集合
      Tシャツをお持ちの方は、受付で地図や資料を受け取り、山を歩い
てください。
      Tシャツをお持ちでない方は、駅前で販売し
ますのでご購入ください(1枚1000円)。

14:00 日影沢キャンプ場オープン(14時以降なら何時に下りてきてもO
K)
15:00 ユメヤエイコさん LIVE
15:45 さまざまなワークショップや井戸端会議
17:00 鎌仲ひとみさんトーク
17:45 坂田昌子トーク(高尾山の現状について)
18:00 鎌仲ひとみ&坂田昌子トークセッション
18:45 えびす LIVE
19:30 キャンドルナイト

●11月3日(月・祝)
9:00〜 希望者は、ツリーハウス見学OK
11:00  ユメヤエイコさんのジャンベワークショップ@森の中
13:00  みんなで和居和居デッキに行こう!!
       デッキで現場説明します。

★日影沢キャンプ場へのアクセス
JR・京王線高尾駅北口より小仏行きバスに乗車、「日影バス停」下車、バスの
進行方向に徒歩2分で日影沢林道入り口。林道を徒歩7分で日影沢キャンプ場着


※2日宿泊の方は、テント・寝袋などご持参ください。登山の邪魔になる方は、
高尾山口の受付でお預かりし、キャンプ場まで運びます。

※3日からの参加もOKです。デッキへ直接来る方は、14時にデッキ入り口に
お越しください。

※飲食ブースあります。飲食持ち込み可。

※夕方から冷え込みます。特に宿泊する方、防寒をしっかりしてきてください。

※マイカップ、マイはし、お持ちください。